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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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2019-20年NCAAシーズンWEEK 4〜ワシントン州立対UCLA〜

 こんにちは。遅くなりすみません。週末は金沢に遊びに行ってました。帰ってきてからカレッジとNFLを見たものの、アメフトって観るの疲れますよね。「これさっきもやったプレイやな」とか「あっ、さっきの裏プレイや」とかそんなレベルでも考えてると疲れます。なのでブログで紹介しないと決めた試合は徹底的にボーッと観る、これに限ります。

 さて、今回紹介するのはまたもや西海岸PAC-12の試合です。近年低空飛行を続けるUCLAとなぜか上り調子のワシントン州立を観ました。UCLAといえば、ロサンゼルスの2大巨頭のひとつですが、最近はUSCの方が強く、沈みっぱなしです。ジョシュ・ローゼンやエリック・ケンドリックス、アンソニー・バーが最近では有名な選手です。元オレゴンのHCチップ・ケリーを呼び寄せたにもかかわらず、ことしはなんと全敗!どうした?アディダスからアンダーアーマーにユニフォームを鞍替えしたからか?

 他方、ワシントン州立は現在全勝で勢いに乗っています。同大学の出身選手はいま飛ぶ鳥を落とす勢いのガードナー・ミンシュー。QBだけ観ると両大学の勢いは両者のNFLでの活躍ぶりと同じ状況です。

 

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「俺を使え」と目は口ほどに物を言ってきた

大・逆・転

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 両チームともに壮絶な撃ち合いとなりました。オフェンスが大爆発しながらターンオーバーやスペシャルチームのビッグプレイもあり、豪快な試合でした。

 前半はワシントン州立のペース。最初こそインターセプトされたもののその後はバカスカ点を取りまくって前半で35対17と突き放します。3Qに入ってしばらくはそのままワシントン州立がモメンタムを握ります。最大32点のビハインドとなったUCLA。このまま4連敗かと思いきや息を吹き返します。ターンオーバーや2度のリターンタッチダウンなどで一気に逆転。4Qはミスチルばりのシーソーゲーム♪ ナンダカンダ(藤井隆)ありながらもUCLAが見事逆転勝利となりました。UCLAのQBドリアン・トンプソン・ロビンソンは身体を痛めながらもよく頑張りました。

 しかし、負けたワシントン州立もすごかった。QBアンソニー・ゴードンは61回投げて41回成功、570ヤードと9TD!を獲得しました。実は彼、今シーズンすべての試合で400ヤード以上投げているそうです。フルスロットルや!後半にバテないことを祈ります。

 それにしてもスゴイ試合でした。頭がバカになるくらいボカボカ点が入るので、ディフェンスが消えたのかと思うほど。お互い爆弾の投げ合い。このような大量得点試合を個人的には接待フットボールと呼んでいます。オフェンスはさぞ気持ちよくプレイできたでしょう。

 

ディフェンス細すぎん?

 PAC-12の試合を見ていて毎度思うことがあります。それは細すぎへん?ということ。特にLBやDEです。LBなんかDBと見分けがつかないほど小柄です。パス主流のオフェンスに対抗するためなのかもしれませんが、結局パスを通されまくっているのが現状。ほかのパワー5カンファレンスと比べると見劣りするのはこれが原因なのでしょうか?それともユニフォームの着こなしでちっさく見えるだけ?体格などのデータを取っていないのでわかりませんが、ジョージアアラバマなんかと比べると強さを感じない印象です。

 

ピックアッププレイ

 今回はワシントン州立のQBゴードンが試合開始早々にやらかしたミスを紹介します。 

 キレイにインターセプトされてしまいました。一見なぜそこに投げるんだと思うでしょう。それではざっくり見ていきましょう。

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 確かワシントン州立はエアレイドオフェンスだったはず。なので10パーソネルを多用していました。このプレイでは2 by 2からスロットレシーバーがモーションしてきて3 by 1となります。

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 ディフェンスはこんな感じでスラントとブリッツを入れてきます。ここで丸で囲んだ選手に注目。エッジラッシャーなので当然QBはラッシュしてくるものと思っています。

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 あれっ?さっき丸で囲んだ選手がパスドロップしています。奥からシャロークロスで入ってくるレシーバーとドン被りです。これがゾーンブリッツというやつです。LBがブリッツに入る代わりにDLをパスカバーに下げる、QBはブリッツまではわかってもゾーンブリッツまでは頭にありませんでした。なのでブリッツの裏を狙ったシャロークロスに投げてしまい、まんまと罠にかかったというわけです。この時UCLAのDCは「チキチキマシン猛レース」のケンケンばりに笑いが止まらなかったことでしょう。

 

まとめ

 先週末はビッグゲームの目白押しでしたが、これほど狂った試合はなかったのと今後この2校を紹介することもないだろうと思い、この試合をチョイスしました。チップ・ケリーもこの調子でいけばひとまずクビは避けられるでしょう。この調子なら。しかし、PAC-12はとにかくディフェンスに難のあるチームが多い。もっと引き締まった試合を見せてくれ。