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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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2019-20年NFLインフィニティウォーWEEK 1〜ペイトリオッツ対スティーラーズ〜

 こんにちは。今週末、首都圏では台風が凄かったとか。みなさんの家に被害がなかったことを祈ります。でも台風のおかげでじっくりNFLが観れたのでは?実際にツイッター界隈ではそのような声もあったと思います。一方、学校が休みになったから子どもの世話に追われたという人もいるでしょう。

 台風並みにNFL開幕週も荒れた試合が多かった。ブラウンズはどうしてダンマリを決め込んだんだい?このままじゃ順位予想が外れるからもっと頑張って!ドルフィンズは予想どおり。しかし、開幕前にあそこまで主力選手を放出するのは予想外でした。このままではドラフト1位でQB獲っても新人QBが可哀想。ジャガーズはいきなりニック・フォールズがケガしたとかなんとか。でも控えのガードナー・ミンシューが大物の片鱗を見せたというドラマも。

 

 さて、今回ピックアップした試合はペイトリオッツスティーラーズです。面白みはまったくありませんが、あまりに衝撃的だったので取り上げることとしました。

 

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I am inevitable.

インフィニティウォー、始まる

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 誰がこんな試合を予想したでしょうか?わたしはスティーラーズを地区優勝に予想しています。そのスティーラーズ相手に一方的に蹂躙する紺色の悪魔👿 とにかく悲しいの一言。スティーラーズといえばリーグでも常に上位に入る強豪チームです。ディフェンスマッチにせよシュートアウトにせよもっと接戦になると思いました。

 ペイトリオッツには今シーズン、ジョシュ・ゴードン、デマリアス・トーマス、ジュリアン・エデルマン、ヌキール・ハリーに加え、アントニオ・ブラウンも加入しました。これだけたくさんのベテランレシーバーを集めることができたのはどうも不自然です。近年成績が落ちている選手ばかりとはいえ、戦力均衡のシステムがまったく働いていません。ブラウンなんかは契約のタイミングといい、示し合わせていたとしか思えません。スパイゲートやデフレートゲートなど疑惑の多いこのチームならやりかねません。そのほかRBもジェームズ・ホワイト、ソニー・ミシェル、レックス・バークヘッドと優秀な駒が揃っています。インフィニティガントレット手に入れた巨星トム・ブレイディはいまや、ボールを投げるだけでTD、サノスの指パッチン並みの凶暴さです。今シーズンはペイトリオッツ対31チームのインフィニティウォーです。おそらく勝ち目は1/14,000,605しかないでしょう。今シーズンのうちにエンドゲームを始めてくれ!

 

スーパーバランスアタック

 ペイトリオッツの強さはブレイディがいるからといって決してパス編重にはならないところです。今回の試合のスタッツを見ると、パスアテンプト37回、ラン29回とバランスが取れています。後半に時間つぶしでランを多用したので、満遍なくランとパスを織り交ぜたわけではありませんが。

プレイ選択だけがバランスの良さではありません。ランは3人でボールを回しますし、パスも主に5人のレシーバーに投げ分けています。それに投げるパスコースも多種多様。ディープに縦一発もあれば深めのシャロークロスなどのミドルパス、スラント、フラットなどショートパス、ピックルート、スクリーンとパスの見本市です。

 

フィジカルモンスターの動物園

 ペイトリオッツのディフェンス陣を見ましたか?特にフロント7。あんなにバケモノ揃いやったっけ?ジェイミー・コリンズはブラウンズにいた時より一回りデカくなってませんか?ドンテ・ハイタワーはもちろんのことジャワーン・ベントレーとかいうLBもかなり強い。見逃してた。ノーズのダニー・シェルトンも良い選手です。スティーラーズOLを圧倒してました。

 オフェンスもなかなか強いメンツがいます。ジョシュ・ゴードンもデカくなった気がします。DBには絶対当たり負けない体格です。

 

ピックアッププレイ

 プレイというより今回は注目のシリーズを。

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 このシリーズだけでもシャロークロス、パワー、パワー、フラット、右スクリーンフェイクの左スクリーンとディフェンスをあっちへこっちへ散らしています。そして最後もシャロークロス。

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 パスコースはこんな感じね。よくあるシャロークロス。ディフェンスはカバー1です。奥から2番目、ゴードンの向かいにいる選手はニッケルファイアに入ります。ここが注目です。

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 誰もカバーしていないので、ブレイディは即座にゴードンを見つけます。

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 これがキャッチ直後の写真。ぽっかり空いています。カバー1なので手前のディフェンダーはレシーバーの縦ルートに引っ張られているのです。これだけスペースを与えてしまえば後は簡単。フィジカルで押し込むだけ♪

 

ブレイディを止めるには?

 散々憎きペイトリオッツの強さを紹介しました。ではどのように戦えばよいのでしょう?一つ重要な戦略としてパスラッシュがあります。ペイトリオッツに勝つためにはパスラッシュの手を緩めてはいけません。いままでペイトリオッツを打ち負かしたチームは非常に強烈なパスラッシュを武器に戦ってきました。といっても生半可なパスラッシュではブリッツの裏を通されるなど、簡単に対処されてしまいます。だからと言ってパスラッシュを控えめにパスカバーを厚くしてもダメ。奴は必ずミスマッチを見つけます。投げる前にサックする。とにかく早くプレッシャーを与えることが大事です。やつも人の子です。自分の想定より早くラッシュが到達すれば焦りが生じます。そうしてやつをテディベアにしてやるのです。

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まとめ

 ベン・ロスリスバーガーの顔を見ましたか?あの呆けた顔。完全に魂を吸われた生気のない顔になっていました。このチームとAFC東地区は2回ずつ対戦しなければなりません。まさに悪夢。スティーラーズすら簡単に弄んでしまうペイトリオッツの絶望感はインフィニティウォーを劇場で観た以来です。ということで今後、ちょくちょくペイトリオッツの試合を紹介しようと思います。ファンでもないけど。ペイトリオッツの試合はインフィニティウォーシリーズとして紹介していきます。