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まだ残ってるよ!NFLのFA選手情報

 こんにちは。「世はまさに大転職時代!」1つの会社で長く勤め上げることこそ良いというこれまでの日本的考え方とキャリアアップのためならドンドン転職するべきという欧米的考え方がせめぎ合う時代となりました。かくいうわたしも1回転職した経験があります。わたしは昔から勉強は得意で試験なんかでも苦労したことはありません。そのかわり、人間関係はあまり得意としていませんでした。多くの人間は学生時代に苦労して、社会に順応していきます。わたしは学生時代に苦労したことが無かったので、そのツケは社会に出てから払うことになりました。自分を優れた人間だと思っていても、いつかは自分が大したことない人間だと思い知る時はやってくるもの。それに気づいてからは不思議と人間関係も良好になってきました。いまは自分に過度な期待はせずに生きることで、割と満足した生活を送ることができています。

 

 さて、本題も転職の話。これまでチームの主力として活躍してても、チームのお財布事情や成績の下降によりしかたなく愛着のあるチームを離れなければならないこともあります。3月にFA市場が解禁となってからエリート選手たちは続々と新チームに加入しています。前回FA情報を書いたのはいつだったでしょうか?3月?随分経ちました。

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 あれから3カ月以上が経ち、プレシーズンまであと少しというところまで来ました。まだ新天地が決まってない選手はトレーニングキャンプまでになんとかどこかのチームと契約したいところ。そこで、今回はFA市場に残る有力選手を紹介するとともに、どこがフィットするのか考えていきたいと思います。FA選手情報はこちらから。

www.nfl.com

 

ジェイ・アジャイー(Jay Ajayi)

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かた焼きそばの妖精

 キャリアはドルフィンズでスタートしました。マイアミに入団する前、ボイジー州立大学でスターRBとして活躍した彼は、ドルフィンズでも1年目から出番を与えられます。大学時代はパワー系のバックスだったものの、プロ入り後は少し機敏なところも見せています。コンタクト後でも前進でき、持ち前のパワーを武器にヤードを稼ぐことが可能です。最近のRBとしては珍しく2、3年で消えることなく第一線で活躍し続けています。ドルフィンズからイーグルスに移籍後はスーパーボウル制覇も経験。そこまでハードに当たり続けてきた選手ではないことから、もう少し活躍できると思います。懸念はケガ歴か。イーグルスに移籍してすぐに膝の前十字靭帯を断裂した過去があります。

 さすがにフルタイムのバックスは難しいかもしれません。ということでカウボーイズならば問題児エゼキエル・エリオット(Ezekiel Elliott)の穴埋めとして活躍でき、そこまで身体を酷使せずに済むと思います。

 

エリック・ベリー(Eric Berry)

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アオサの妖精

 まだ市場に残っていたことに驚きです。テネシー大学出身、プロ入り後ずっとチーフス一筋のベテランです。大学時代からトップSの名を欲しいままにしており、個人的にはエド・リード(Ed Reed)の再来か?と思うほどでした。ボールホーカーでありながらヒットも強い、ガタイもよしとゲームチェンジャーと呼ぶにふさわしい選手です。プロ入り後も前評判どおりに活躍、アローヘッドスタジアムの最期の砦としてフィールドを支配しました。

 彼の1番の懸念は健康面でしょう。彼は2015年にガンに罹っています。再発なんてことは考えたくありませんが、リスクはゼロではありません。そして、年齢で言えば彼はもう30歳を超えています。Sというポジションでも30歳を超えて活躍する選手はエリック・ウェドル(Eric Weddle)などがおり、そこまでナーバスになる必要もないのかもしれません。逆に経験値が豊富な分、鋭い読みを生かして活躍することも十分可能です。ケガ歴も契約に至らない原因でしょう。ここ数年はアキレス腱断裂や踵の痛みで欠場続きです。これこそ、チーフスが放出に至った理由でしょう。いくらチームの大黒柱といえど、試合に出れなければ意味がありません。

 彼ももう第一線で活躍し続けるのは厳しそうです。そして、高額契約なってもってのほか。若手Sを助けるメンター的役割兼ローテーション要員が最終的に落ち着くところだと思います。となるとジェッツなんか良いのでは?ジャマール・アダムス(Jamal Adams)の指導役と相方を兼ねることができます。

 

デズ・ブライアント(Dez Bryant)

うっかり忘れていました。まだ引退してませんよ。オクラホマ州立大学時代から大型レシーバーとして、フィジカルを生かしたプレイでボールをもぎ取ってきました。カウボーイズに指名され、プロ入り後も同じプレイスタイルで暴れまわりました。フィジカルが強くヤードアフターコンタクトもバリバリ稼げることからWRのビーストモードと評されています。30歳を超えるベテランにつきもののケガ歴が彼の新天地が決まらない理由でしょう。カウボーイズから放出された後、セインツと契約したは良いものの、直後にアキレス腱をプッツンやってしまいました。彼自身はまだプレイする意欲があるらしいですが、まずはプレイできることを証明しなければなりません。そして、身体テストをパスする必要があります。それができなければこのまま引退でしょう。

順調に進むという前提で話を進めると、レッドスキンズが良いと思います。しょっぱかった昨シーズンのレシーバー陣の底上げには役立ちます。若手有望株のジョシュ・ドクトソン(Josh Doctson)の反対サイドでワイドアウトとして使う余地はありそうです。新人QBハスキンス(Dwayne Haskins)の助けにもなります。また彼の"X"が見たいもんです。

 

モーリス・クレイボーン(Morris Claiborne)

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ヘルメットなんて要らんかったんや

 少し疑問が残る選手。DBUことLSUでブイブイいわせてた割にはプロ入り後は鳴かず飛ばず。LSU出身のDBにしては珍しくハズレの烙印を押されました。結局、カウボーイズとはオサラバして昨シーズンはジェッツに所属。カウボーイズ時代から時々、良いカバーを見せる選手ではありましたが、安定性に欠けるのが弱点です。それでも徐々に成長してきたのか昨シーズンはジェッツのトップCBになりました。先ほども述べたとおり、DBは経験を積んで活躍できる面もあるので、掘り出し物になる可能性も秘めています。

 ニッケルよりはワイドアウトとの1対1に当てる方が良いと考えており、その点を考慮するとチーフスがありなんじゃないかと思います。昨シーズンのクソザコディフェンスの選手層補強に一役買ってくれるでしょう。

 

マイケル・クラブツリー(Michael Crabtree)

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黒い綿菓子

 もうだいぶ歳ですね。テキサステック出身のベテランプレイヤーももう31歳です。わたしの中ではまだ若手選手のイメージが抜けません。光陰矢の如しとはこのこと。体格もあり、ムチャなボールも頑張って取ってくれるので、結構好きです。49ersでキャリアをスタートし、レイダース、レイブンズと渡り歩きながらそこそこの活躍を続けれるのが魅力。決してエースレシーバーにはなり得ませんが、2番手としてちょうど良い選手です。あと2、3年はプレイできるというのがわたしの見立てです。

 ジャイアンツなんか良いんじゃないでしょうか?スターリング・シェパード(Sterling Shepard)とエバン・イングラム(Evan Engram)の若手に対し、1人頼れるベテランがいるとイーライ・マニング(Eli Manning)も安心なのでは?そもそもマニングがシーズン終了まで先発なのかという疑問もあるところ。たとえ、マニングがダメでダニエル・ジョーンズ(Daniel Jones)に代わってもベテランレシーバーは頼れる兄貴分としてリードしてくれるはず。

 

グローバー・クイン(Glover Quin)

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ブーケは誰にも渡さない!

 この男は過小評価されています。ライオンズはなぜ放出したのか?彼がいなければ誰がライオンズの最後尾を守れるのか?FAということ自体驚きです。ニューメキシコ大学という無名の大学出身で、最初はテキサンズに所属していました。しかし、名が売れだしたのはライオンズに入ってから。ランサポートもパスカバーもそつなくこなし、過去にはNFL TOP100プレイヤーに選ばれたこともある名選手です。とはいえ彼も30歳を超え、キャリアとしては後半戦に入っています。個人的には単年契約でもどこかでプレイする姿をもう少し見たいところです。

 スティーラーズなら過去にライオンズのDCを務めたテリル・オースティン(Teryl Austin)がいるので、戦術的にもフィットすると考えています。先発はテレル・エドモンズ(Terrell Edmunds)とショーン・デイビス(Sean Davis)で固まっていますが、ローテーション要員でも少しは役に立つような気がします。それに両名ともそこまで優秀ではないので、先発の可能性もあります。

※現地時間7月9日に引退しました。

 

まとめ

 彼らがどこに拾われるかはそのうち答え合わせします。みなさんは気になるFA選手いますか?そして、どこのチームがふさわしいと思いますか?

 ほかにもケルビン・ベンジャミン(Kelvin Benjamin)など市場に残る選手はおり、彼らの動向に注目です。