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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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来シーズンの展望〜AFC西地区〜

 こんにちは。少し前からタピオカが流行ってると聞き、「そんなん20年くらい前に流行ったやつやろ?」と思ってたらホンマに結構流行ってるとのこと。しかし、繁華街に出かけないので、タピオカを飲む若い女を見たことがまだありません。ホンマはテレビがウソついてんちゃうか?あんなカエルの卵飲む奴おらんやろ?

 わたしは生まれてこのかた1回も飲んだことはありません。どんな味なんでしょう?でも、いま飲んだらなんかオッサンがムリして流行りに乗ってると思われるのも嫌なので飲みません。そして、ブームが去った後に飲もうとしても、「いまさらタピオカ!笑」みたいに思われそうで飲めません。そこで、だいぶ期間を置くと今度はタピオカを扱う店がありません。つまり、わたしは今後一生タピオカが飲めない罠に嵌ったというわけです。

 タピオカの話はこのくらいにして、来シーズンの展望もついに最終回。最後はAFC西地区です。ひと昔前はチャージャース一強の地区でほっといてもチャージャースが自動的にプレイオフに出ていました。いまは面白い地区になりました。東地区も見習ってくれよな。

 

カンザスシティ・チーフス

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これがシャーマンだ!違う意味で怖い
  • 予想:地区優勝
  • オフェンス:平均得点 35.3 (1位) 平均獲得ヤード 425.6 (1位)
    平均パスヤード 309.7 (3位) 平均ランヤード 115.9 (16位)
  • ディフェンス:平均失点 26.3 (24位) 平均被獲得ヤード 405.5 (31位)
    平均被獲得パスヤード 273.4 (31位) 平均被獲得ランヤード 132.1 (27位)

 見てください。このアンバランスな成績を見事にオフェンス全振りのステータス。マクド好きのオッサンみたいな風貌のアンディ・リード(Andy Reid)はQBの育成に定評があります。そしてウエストコーストオフェンスの代表格です。その腕を存分に発揮し、QBパトリック・マホームズ(Patrick Mahomes)を一瞬でトップQBに育て上げました。強烈なハイパーオフェンスとは裏腹に奮わなかったディフェンスを再建。ディフェンスが復興するかはともかく、地区優勝は固いでしょう。

 なんといってもマホームズが凄い。あれだけ肩が強くてコントロールも良いので、昨シーズンは5,000ヤード以上稼ぎました。加えてランでも300ヤード弱稼いでいます。末恐ろしいQBです。WRタイリーク・ヒル(Tyreek Hill)というスピードスターもいます。それよりも恐ろしいのはゼウスことTEトラビス・ケルシー(Travis Kelce)です。キャッチも正確でフィジカルも強い、文句なしの男。また、チーフスは希少種FBを使います。それがアンソニー・シャーマン(Anthony Sherman)です。街で見かけたら絶対目そらすくらい怖い顔をした大男です。ただし、FB兼TEのような役割でレシーバーとしても活躍します。

 ディフェンスの最大のニュースはDEフランク・クラーク(Frank Clark)の獲得です。シーホークスはなぜ手放したんでしょうか?まさにいまが全盛期の選手でかなり大外からラッシュをかけるのが得意です。Sエリック・ベリー(Eric Berry)とはお別れしましたが、代わりにタイラン・マシュー(Tyrann Mathieu)をゲット。身体は小さいものの気性は荒く、恐れ知らずなヤル気満々男です。新人Sのフアン・ソーンヒル(Juan Thornhill)も良さそうです。

 

ロサンゼルス・チャージャース

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口内炎は噛みちぎって治すタイプ
  • 予想:2位
  • オフェンス:平均得点 26.8 (8位) 平均獲得ヤード 372.6 (11位)
    平均パスヤード 255.6 (10位) 平均ランヤード 117.1 (15位)
  • ディフェンス:平均失点 20.6 (8位) 平均被獲得ヤード 333.7 (9位)
    平均被獲得パスヤード 227.9 (9位) 平均被獲得ランヤード 105.8 (9位)

 HCノーブ・ターナー(Norv Turner)とRBラダニアン・トムリンソン(LaDainian Tomlinson)がいた頃は毎年シーズン序盤で負けて後は13連勝みたいな調子でプレイオフに出る屈指の強豪でした。彼らにとっては9月もプレシーズンで、それでも勝てる強さがありました。しかし、近年は不調に陥り、QBフィリップ・リバース(Philip Rivers)以外はボンクラみたい集団でした。それがどうでしょう。この堂々たる成績。すべてリーグの1/3に入っています。ワイルドカードでしょうが、プレイオフには行けると予想します。

 近年のフットボール選手と違い、リバースは非常に大柄なフィジカルモンスターです。投げた後にヒットしてきた相手DLにツバを吐くQBは彼しか見たことがありません。投げ方も変わっています。砲丸投げみたいに押して投げるのです。そのおかげでクイックリリースが可能です。彼のほかの選手と言えばWRキーナン・アレン(Keenan Allen)がそこそこやる男。TEハンター・ヘンリー(Hunter Henry)が復活すれば重要な戦力となります。RBメルビン・ゴードン(Melvin Gordon)は賞味期限までもう少しか。OLはそれなりにネームバリューのある選手を揃えています。

 ディフェンスは結構改善してきました。エッジのジョーイ・ボサ(Joey Bosa)とDEブランドン・メベイン(Brandon Mebane)がフロントの中核選手です。LBにはトーマス・デイビス(Thomas Davis)がやってきました。前腕を骨折して2週間で復帰したあのデイビスです。デンゼル・ペリーマン(Denzel Perryman)はいつ覚醒するのか今か今かと待っていますが、まだその時は来ていません。レイ・ルイス以来、マイアミ大で52番を付けた男の割には伸び悩んでいます。DBは中々良い選手が揃っています。CBケイシー・ヘイワード(Casey Hayward)とデズモンド・キング(Desmond King)は上の下くらい、Sダーウィン・ジェームズ(Derwin James)は理想のSSです。

 

オークランド・レイダース

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目つきは若かりし頃のアヴリル・ラヴィーン
  • 予想:3位
  • オフェンス:平均得点 18.1 (28位) 平均獲得ヤード 336.2 (23位)
    平均パスヤード 234.4 (18位) 平均ランヤード 101.8 (25位)
  • ディフェンス:平均失点 29.2 (32位) 平均被獲得ヤード 381.4 (26位)
    平均被獲得パスヤード 240.8 (19位) 平均被獲得ランヤード 140.6 (30位)

 皮肉にもアル・デイビス(Al Davis)オーナーが亡くなってからチームは上向きました。以前は身体能力だけで選手を選ぶというマヌケなチームで最下位が指定席でした。いまは割と真面目にチームづくりをしています。それでもこの成績。笑うほど弱い。まだ、あと一歩足りないようなチームなので今後に期待です。

 QBデレク・カー(Derek Carr)は一時期不調でしたが、彼以上のQBを探すとなると骨の折れる作業です。とにかくサポート役を補強して全体を底上げする必要があります。そんなわけで今オフ、WRアントニオ・ブラウン(Antonio Brown)を一本釣りしました。カーがロスリスバーガー以上の球を放れるかは微妙なところ。とはいえ、もうスティーラーズにはいられなかったでしょう。RBはドラフトで獲得したジョシュ・ジェイコブス(Josh Jacobs)が先発に起用される予定です。彼はメッチャ強い!地味に新人のTEフォスター・モロー(Foster Moreau)にも期待しています。

 ディフェンスはかなり選手を入れ替えました。ドラフトでエッジのクリーラン・フェレル(Clelin Ferrell)、CBトレイボン・マレン(Trayvon Mullen)、Sジョナサン・エイブラム(Jonathan Abram)を指名。いずれも先発候補です。ラムズからSラマーカス・ジョイナー(Lamarcus Joyner)、ベンガルズからLBボンテズ・バーフィクト(Vontaze Burfict)を獲得。なんだか全体的に悪名高い選手が揃ってきました。レイダースでなら存分にターゲティングしていいぞ、と言わんばかり。

 

デンバー・ブロンコス

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女受け最悪のファッション
  • 予想:4位
  • オフェンス:平均得点 20.6 (24位) 平均獲得ヤード 350.9 (19位)
    平均パスヤード 230.9 (19位) 平均ランヤード 119.2 (12位)
  • ディフェンス:平均失点 21.8 (13位) 平均被獲得ヤード 365.1 (22位)
    平均被獲得パスヤード 245.6 (20位) 平均被獲得ランヤード 119.6 (21位)

 QBが如何に大事かということをこのチームは身をもって教えてくれました。QBペイトン・マニング(Payton Manning)が来るまで、来てから、そして去ってからを見れば分かるとおり、NFLではQBが最も重要なポジションです。HCがどうだとかディフェンスがどうだという話はまず、まともなQBを手に入れてから。

 そんなこんなでQBジョー・フラッコ(Joe Flacco)を呼びました。ドリュー・ロック(Drew Lock)はサイドラインで勉強して、然るべき時の世代交代に備えます。レシーバーにはエマニュエル・サンダース(Emmanuel Sanders)がいます。細身でスピードがあり、縦の脅威はなかなかです。ノア・ファント(Noah Fant)はアイオワ大出身のレシーバー型TEです。RBはフィリップ・リンゼイ(Phillip Lindsay)とデボンテ・ブッカー(DeVontae Booker)、ロールスロイスことロイス・フリーマン(Royce Freeman)の3人でローテーションします。OLもドラフトでダルトンリズナー(Dalton Risner)などを補強しました。

 ディフェンスはここ数年はいいメンツを揃えていますが、成績は微妙。エッジのボン・ミラー(Von Miller)があまり奮いません。DEのデレク・ウルフ(Derek Wolfe)は地味ながらかなり強くインテリアもアウトサイドもこなせます。ブラッドリー・チャブ(Bradley Chubb)がいまのフロントの大黒柱です。DBはCBクリス・ハリス(Chris Harris)とベアーズから獲得したブライス・キャラハン(Bryce Callahan)を主軸に頑張ります。この裏切り者!

 

まとめ

 ある程度NFLを見ている人間からすると、そろそろリバースにスーパーボウルリングあげてもいいのでは?と思うくらい苦労人です。若き頃は周りが強く、恵まれた環境でした。しかし、近年は周りが弱く、ヒットされっぱなし、パス通らなすぎと散々な状態でした。

 リバースの話ばっかりしてしまいました。とはいえ、いまのチーフスの勢いは凄まじいものがあります。加えてことしはディフェンスも強化しており、ほぼ隙はありません。残りのチームは気長に待ってください。

 ネタを探しています。こんなこと知りたいという方がいれば是非ともおしらせください。