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来シーズンの展望〜AFC東地区〜

 こんにちは。「5月やのにもうこんなに暑いん?」と毎年思っています。特に今週末は全国的にエグいほど暑くなかったですか?冬でも上着を着ないほど暑がりなわたしにとってツラい季節がやってきました。そういう時にわたしは学生時代もっと暑い状況で練習してたから大丈夫と平常心を保つのです。

 わたしの通っていた大学は盆地気候の非常に暑い土地にあり、夏場は午前中から35度を超えることなんてザラでした。朝グラウンドに着いた時に30度であれば「きょうは涼しいな」なんて考えてたくらいです。ちなみに夏の練習でももちろんフルスタイルで練習するんですが、練習後にショルダーパッドを脱いだ時、ムワッとした空気が解放される瞬間があり、それが気持ち良かったりします。その後の水シャワーは昇天するほど最高です。

 さて、わたしのテキトーな来シーズンの展望もついにAFC東地区です。あの東地区です。もう予想はしなくてもよくないですか?優勝チームは決まっています。とはいえ、下3チームは一応予想してみましょう。では早速。

 

ニューイングランド・ペイトリオッツ

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こいつ俺より毛生やしてるからライオンズに島流ししたろ
  • 予想:地区優勝
  • オフェンス:平均得点 27.2 (4位) 平均獲得ヤード 393.5 (5位)
    平均パスヤード 266.1 (8位) 平均ランヤード 127.3 (5位)
  • ディフェンス:平均失点 20.3 (7位) 平均被獲得ヤード 359.1 (21位)
    平均被獲得パスヤード 246.4 (22位) 平均被獲得ランヤード 112.7 (11位)

 優勝チームについて異論がある人はいないでしょう。あれば出てこいと言いたくなるほどです。QBトム・ブレイディ(Tom Brady)が事故にでも遭わない限り、この地位は揺るぎません。実力は本物ですが、スパイやボールの空気抜いたりと黒い疑惑がちょくちょく出てくるチームです。そんなことをせずとも地区優勝は間違いないのになと思います。それでもルールスレスレで究極に勝利を追い求めるチームだからこそ、ここまでの成績を残せたのでしょう。

 オフェンスのスタッツはやはり好成績です。スーパーモデルを嫁に持ち、世帯収入がエグい額のブレイディ率いるオフェンスは、パス偏重かと思いきや、意外とバランスアタックです。TEロブ・グロンコウスキー(Rob Gronkowski)が引退したものの、TEベンジャミン・ワトソン(Benjamin Watson)、オースティン・サファリアンジェンキンス(Austin Seferian-Jenkins)、WRジュリアン・エデルマン(Julian Edelman)、ジョシュ・ゴードン(Josh Gordon)、デマリアス・トーマス(Demaryius Thomas)なかなかの駒を従えています。過去にどこかのチームで活躍したベテランたちはブレイディの下で不死鳥のように復活するのです。加えて、ドラフト1巡でWRヌキール・ハリー(N'Keal Harry)をゲット。これほどレシーバー陣に恵まれたのは久々ではないでしょうか?RBにはソニー・ミシェル(Sony Michel)がいます。彼はジョージア大出身の良いRBです。ジョージアはプロで通用する良いRBを毎年輩出することで有名です。また、ペイトリオッツは数少ないFBを起用するチームでもあります。ジェームズ・デブリン(James Devlin)というオールドスクールなずんぐりむっくり体形の男で、強烈なヒットに加え、パスではレシーバーとしても計算できます。いつもどうやってこのショボショボのレシーバーを使うんや?と思いながらも、最終的にプレイオフまで進んでしまうペイトリオッツがこれほどの駒を揃えてしまったいま、リーグ連覇も当然視野に入れていることでしょう。

オフェンス同様、ディフェンスも強力です。要所で生え抜きの良い選手がおり、強固なディフェンスを率います。LBはドンテ・ハイタワー(Dont'a Hightower)とカイル・バンノーイ(Kyle Van Noy)に加え、ジェイミー・コリンズ(Jamie Collins)を呼び戻しました。相当優秀なLBたちです。DBはFSのデビン、CBのジェイソンのマッコーティ兄弟に注目です。特にデビン・マッコーティ(Devin McCourty)はリーグでもかなり過小評価されています。ペイトリオッツというチームで長年先発を務めており、実力も証明しています。もっと評価されるべきです。

ニューヨーク・ジェッツ

 

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ほら笑ってー。はいチーズ!
  • 予想:2位
  • オフェンス:平均得点 20.8 (23位) 平均獲得ヤード 299.2 (29位)
    平均パスヤード 197.8 (25位) 平均ランヤード 101.4 (26位)
  • ディフェンス:平均失点 27.6 (29位) 平均被獲得ヤード 380.4 (25位)
    平均被獲得パスヤード 254.1 (24位) 平均被獲得ランヤード 126.3 (26位)

3チームの中で、1番望みがあるのはジェッツでしょう。といっても成績を見れば分かるとおり、3チームで順位を付けたところで来シーズンのプレイオフ争いに入ってくる可能性は低いと思います。

今オフ最大の話題はレビオン・ベル(Le'Veon Bell)の獲得でした。彼が1年のブランクを感じさせずに活躍できるかでRBの価値も決まります。もっとも、最近は安いRBを使い回してもチームとしては問題無いので、以前のように高給取りが現れることはないでしょう。QBサム・ダーノルド(Sam Darnold)の成長も気がかりです。サポート役のレシーバーも不足している中、どこまでやれるでしょうか?WRクインシー・エヌンワ(Quincy Enunwa)が唯一頑張ってくれそうなレシーバーです。

一方ディフェンスは大型補強。いつもそうです。ドラフトではDLばっかり指名します。ほかにやるべきことがあるのでは?5年ほどまえに主力として活躍したシェルドン・リチャードソン(Sheldon Richardson)とムハメド・ウィルカーソン(Muhammad Wilkerson)はどうしたんでしょう?現在レオナード・ウィリアムス(Leonard Williams)がおり、DTドラフトでクイネン・ウィリアムス(Quinnen Williams)とエッジのジャカイ・ポライト(Jachai Polite)を指名しましたが、彼らもルーキー契約満了とともに放出するのでしょうか?そして獲得したLBのC.J.モズリー(C.J. Mosley)も上手く使えるのでしょうか?ジェッツに限らずチーム再編とともに選手も大移動することはありますが、コロコロ人事異動した挙句、いつまでも低迷しているようではチームの未来はありません。

 

バッファロー・ビルズ

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志村、後ろ!
  • 予想:3位
  • オフェンス:平均得点 16.8 (30位) 平均獲得ヤード 298.6 (30位)
    平均パスヤード 174.6 (31位) 平均ランヤード 124.0 (9位)
  • ディフェンス:平均失点 23.4 (18位) 平均被獲得ヤード 294.1(2位)
  • 平均被獲得パスヤード 179.2 (1位) 平均被獲得ランヤード 114.9 (16位)

行く末が不安なチームが多すぎるのがAFC東。続いてはビルズです。このチームはいつまでも先発QBが定まらない暗黒期が続いており、ここ10年で20回ほど先発QBが変わっています。プレイオフには2000年以降、2017年の1回しか出ていません。何がビルズマフィアじゃ!弱いマフィアに恐れるチームなどこの世に存在しません。

先発QBはおそらくジョシュ・アレン(Josh Allen)です。それ以上QBについて言うことはありません。それよりもサポート陣は結構充実しています。ルショーン・マッコイ(LeSean McCoy)とT.J.イェルドン、ドラフトで獲得したデビン・シングレタリー(Devin Singletary)、フランク・ゴア(Frank Gore)のRBカルテットは活躍してくれると思います。WRゼイ・ジョーンズ(Zay Jones)は空中戦の要です。もう1人、新人のドーソン・ノックス(Dawson Knox)には期待しています。わがミシシッピ大の頼れるYでした。

ディフェンスは意外にもパスディフェンスは良かったんですね。なんとも尖った成績です。ランディフェンスはそこそこ、トータルでもそこそこという内容です。じゃあ誰がそんなに上手いのかと聞かれれば唸ってしまうところです。Sマイカ・ハイド(Micha Hyde)とLBトルメイン・エドモンズ(Tremaine Edmunds)、ロレンゾ・アレクサンダー(Lorenzo Alxander)、DEシャック・ローソン(Shaq Lawson)、ジェリー・ヒューズ(Jerry Hughes)、DTスター・ロトゥレレイ(Star Lotulelei)、このあたりが優秀な人材でしょうか。こう見るとパスラッシャーは豊富です。残念なことにスターDTのカイル・ウィリアムス(Kyle Williams)は引退してしまいました。

 

マイアミ・ドルフィンズ

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素材がオモロければ言葉なんていらない
  • 予想:4位
  • オフェンス:平均得点 19.9 (26位) 平均獲得ヤード 289.9 (31位)
    平均パスヤード 181.2 (30位) 平均ランヤード 108.6 (18位)
  • ディフェンス:平均失点 27.1 (27位) 平均被獲得ヤード 391.1 (29位)
    平均被獲得パスヤード 245.8 (21位) 平均被獲得ランヤード 145.3 (31位)

成績を見てください。こんなに悲しい数字があるでしょうか?いやない。ファンの涙も枯れてしまいます。獲得ヤードより獲得されたヤードの方が100ヤード多いです。最近のドルフィンズを見ていれば、プレイオフなんて夢のまた夢です。全体的に金使うところがおかしいチームです。いまからでも遅くない。ダン・マリーノ(Dan Marino)にQBやってもらえ。

オフェンスは今オフ、謎の動きを見せました。QBライアン・フィッツパトリック(Ryan Fitzpatrick)をなぜ獲得したのか、ジョシュ・ローゼン(Josh Rosen)をなぜ受け入れたのか?なぜこの2人に高額な給料を払ってしまうのか?WRが可哀想になります。そのWRは大柄のデボンテ・パーカー(DeVante Parker)とスピード派のジャキーム・グラント(Jakeem Grant)がいます。ことしの注目はRBマイルズ・ギャスキン(Myles Gaskin)です。西海岸の数少ない強豪ワシントンで頑張ってました。フルタイムのRBは難しいでしょうから、先輩のケニヤン・ドレイク(Kenyan Drake)とともにかわりばんこで使われると思います。TEマイク・ゲシキ(Mike Gesicki)にも注目です。

ディフェンスはSが優秀です。リシャード・ジョーンズ(Reshad Jones)は全米でもトップ10に入るSでしょう。若手の期待ミンカ・フィッツパトリック(Minkah Fitzpatrick)もいます。またフィッツパトリック!2人もフィッツパトリックがおる!エグゼイビアン・ハワード(Xavien Howard)にはすごい金額の小切手が支払われることになるので、是が非でも活躍してもらわなければなりません。そのほか、キコ・アロンソ(Kiko Alonzo)やレクウォン・マクミラン(Raekwon McMillan)のLBコンビにも期待しましょう。

 

まとめ

常勝ペイトリオッツと哀れな仲間たちといったAFC東地区。ことしもその関係が崩れることはありません。ブレイディが引退するまで待ってんのか?と思うほどいつまでも不甲斐ない3チームですが、先発QBが定まらないということだけでこうなってしまうのです。恐ろしや。