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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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来シーズンの展望〜NFC北地区〜

 こんにちは。まだルーキーミニキャンプが終わったばかりというのに、シーズン開幕が待ち遠しくて仕方ありません。練習動画を見てるとワクワクしますよね?タイムリーなことにNFLがルーキーミニキャンプのハイライト動画をまとめてくれていました。

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もう見たよという人もいるかもしれません。個人的にはコルツの34番がかなり上手いのでは?とにらんでいます。ロック・ヤ=シン(Rock Ya-Sin)かな?常に腰が低い状態で肩もスクリメージラインにずっと平行です。基本が守れており、身体の使い方がすごい上手いです。ドラフトされた選手はみんな上手いですけどね。

 さて、シーズンまでたっぷり時間のあるうちに各地区の展望についてつらつらと書いていこうと思います。昨シーズンの成績も一緒にまとめておきます。()内はリーグ内順位。もちろん個人的な見解にすぎないので、異論、反論あると思います。「こいつアンポンタンやな」と思ったら遠慮なくご指摘ください。

 初回はわがベアーズが所属するNFC北地区から。この地区はブレット・ファーブ(Brett Farve)やアーロン・ロジャース(Aaron Rodgers)という歴代最高峰のQBを擁したパッカーズを抑えて優勝チームがちょくちょく変わります。パッカーズにこれだけ食い下がるチームが多いというのは見ていて面白いので、大変良いことだと思います。予想の必要がないAFC東地区と比べたら随分恵まれた地区ではないでしょうか?

 

グリーンベイ・パッカーズ

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おでこが赤いのはヘルメットの跡
  • 予想:地区優勝
  • オフェンス:平均得点 23.5 (14位) 平均獲得ヤード369.1 (12位)
    平均パスヤード 264.9 (9位) 平均ランヤード 104.2 (22位)
  • ディフェンス:平均失点 25.0 (22位) 平均被獲得ヤード 354.4 (18位)
    平均被獲得パスヤード 234.5 (12位) 平均被獲得ランヤード 119.9 (22位)

 チームはいま大きな変革の時期を迎えています。まさかマイク・マッカーシー(Mike McCarthy)HCが解任される日が来るとは思いもよりませんでした。個人的にNFLはQBさえ良ければ大崩れすることはないと考えていました。

 昨年ロジャースも非常に厳しいシーズンを送りました。しかし、ブライアン・ブラガ(Bryan Bulaga)やデイビッド・バクティアリ(David Bakhtiari)をはじめとしたOLは安定しています。ドラフトで獲得したGエルグトン・ジェンキンス(Elgin Jenkins)は期待できます。WRはロジャースがうまく使うとして、肝心の悩みはTEでしょう。ジャーマイケル・フィンリー(Jermichael Finley)以降まともなTEがいないので、ドラフト3巡のジェイス・スターンバーガー(Jace Sternberger)がどう育つかが鍵となります。RBはそこそこであればロジャースが上手く使ってくれるでしょう。

 ディフェンスはまあまあ揃っています。マイク・ダニエルズ(Mike Daniels)を筆頭にDLはそこそこの活躍が期待でき、LBは馬車馬のように働きタックルを量産したブレイク・マルティネス(Blake Martinez)がいます。このチームはDBが不足しているような気がします。ジャイア・アレクサンダーがNo.1 CBですが、少し戦力不足な印象があります。FAでは同地区のベアーズからSエイドリアン・エイモス(Adrian Amos)を獲得しました。ことしのドラフトでは積極補強に動きました。パッカーズはドラフト指名の生え抜きをよく育てます。DEのラシャーン・ゲイリー(Rashan Gary)やSダーネル・サベージ(Darnell Savage)などは即戦力でしょう。7巡のタイ・サマーズ(Ty Summers)はTCUでブイブイいわせてたので、意外と伸びるかもしれません。

 

シカゴ・ベアーズ

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デイビッド・モンゴメリー ちゃんと話聞いてんのか?
  • 予想順位:2位
  • オフェンス:平均得点 26.3 (9位) 平均獲得ヤード 343.9 (21位)
    平均パスヤード 222.8 (21位) 平均ランヤード 121.1 (11位)
  • ディフェンス:平均失点 17.7 (1位) 平均被獲得ヤード 299.7 (3位)
    平均被獲得パスヤード 219.7 (7位) 平均被獲得ランヤード 80.0 (1位)

 マット・ナギー(Matt Naggy)HCがぴたっとはまり、昨シーズン突然覚醒したベアーズ。特筆すべきはディフェンスの強さ。ことしも大きくメンバーは変わっていないので、順調な仕上がりが予想されます。それでもパッカーズには敵わないでしょうが。昨年の大型補強にことしのドラフト指名順位を手放したことにより、ドラフトでは目立ちませんでした。

 オフェンスはあまりメンツは変わりません。ドラフトの話ですが、ベアーズはなぜか優秀なRBを見つけるのが上手い。デイビッド・モンゴメリー(David Montgomery)には期待して良いはずです。カルビン・リドリー(Calvin Ridley)の弟ライリー(Riley Ridley)も不足していたWRのタレントとなってくれるかもしれません。

 ディフェンスに目を移すとFAではSハハ・クリントンディックス(HaHa Clinton-Dix)を獲得しました。パッカーズに放出したエイモスの穴埋めとしてエディ・ジャクソン(Eddie Jackson)とともにBAMA boysで臨みます。

 ベアーズファンにとって昨シーズン最大の悪夢はKコーディ・パーキー(Cody Parkey)でしょう。わたしはKのミスについて気にしないタイプなので、糾弾することはありませんが、クビになってしまいました。代わりのKはエディ・ピニェイロ(Eddie Pinero)とかいう輩だそうです。フロリダ大学でやってたとのこと。SECのKなら少しは見込みがありそうです。

 

ミネソタ・バイキング

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ズッ友だょ
  • 予想順位:3位
  • オフェンス:平均得点 22.5 (19位) 平均獲得ヤード345.6 (20位)
    平均パスヤード 252.2 (13位) 平均ランヤード 93.3 (30位)
  • ディフェンス:平均失点 21.3 (9位) 平均被獲得ヤード 309.7 (4位)
    平均被獲得パスヤード 196.2 (3位) 平均被獲得ランヤード 113.4 (15位)

 毎年中堅どころをさまよっているチームです。ベアーズと同じくディフェンスが強く、ことしも大崩れはしないでしょう。ひと昔前はまともなQBさえいれば相当強いチームと言われていました。いまはそこそこのQBを抱えており、全体的に上の下といったくらいのチームです。

 レシーバーは最高クラスです。ステフォン・ディッグス(Stefon Diggs)とアダム・シーレン(Adam Thielen)は全米最高のユニットですし、TEもカイル・ルドルフ(Kyle Rudolf)と存在感は抜群です。ドラフトではCギャレット・ブラッドベリー(Garret Bradbury)やTEアーブ・スミス(Irv Smith)を補強し、体制は盤石です。

 ディフェンスはLBとDBともに優秀です。エッジラッシャーにもいぶし銀のエバーソン・グリフィン(Everson Griffin)がおり、LBコンビはエリック・ケンドリックス(Eric Kendricks)とアンソニー・バー(Anthony Barr)とNFLでもトップクラスです。Sにはヒットマンことハリソン・スミス(Harrison Smith)がいます。タレントだけ見るとなぜスーパーボウルにいけないのか不思議なくらいです。昨年の成績を考慮し、ベアーズよりひとつランクを下げましたが、地区優勝も充分狙える戦力です。

 

デトロイト・ライオンズ

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T.J.ホッケンソン こっちは話聞いてる
  • 予想順位:4位
  • オフェンス:平均得点 20.2 (25位) 平均獲得ヤード 327.2 (24位)
    平均パスヤード 223.5 (20位) 平均ランヤード 103.8 (23位)
  • ディフェンス:平均失点 22.5 (16位) 平均被獲得ヤード 335.0 (10位)
    平均被獲得パスヤード 224.9 (8位) 平均被獲得ランヤード 110.1 (10位)

 浮上したり沈没したり忙しいライオンズ。地区内に強力なチームが揃っているので、1番厳しいのではないでしょうか?弱いわけではないでしょうが、特別強くもありません。選手層を見てもずば抜けたタレントはいませんが、めちゃくちゃな穴も見当たりません。ほんとに平凡な戦力です。

 このチームにとって今オフ1番の動きはドラフトでのT.J.ホッケンソンの獲得です。アイオワ大学出身の万能TEはスピードこそないものの、ことしのTEではトップ評価を受けていました。彼がQBマシュー・スタフォードのベストフレンドとなれば、チームは大きく浮上するチャンスを得ることになります。かつてのエリック・イブロンの二の舞いにならぬよう祈るばかりです。

 ディフェンスは平凡です。エゼキエル・アンサー(Ezekiel Ansah)もシーホークスに行ってしまいDLとLBは微妙です。強いて言えばDBは優秀です。Sグローバー・クイン(Glover Quinn)やCBダリアス・スレイ(Darius Slay)、クアンドレ・ディッグス(Quandre Diggs)などは安定した働きが期待できます。 

まとめ

 ライオンズはほかのチームと比べると一段落ちる印象です。とはいえ、2年目のHCマット・パトリシアの戦術が浸透すれば化ける可能性はあります。冒頭述べたとおり、この地区がことし1番面白い地区で、全チームに優勝の可能性があります。わたしの贔屓はベアーズですが、例えベアーズが優勝できなくとも面白い試合が続けばそれで満足です。

 余談ですが、わたしがベアーズファンになったきっかけはブライアン・アーラッカーとランス・ブリッグスの存在です。大学時代のS経験からパスカバーが得意なアーラッカーとフィジカルがウリのブリッグスの組み合わせは上手くハマっており、強固な4-3ディフェンスを築いていました。この2人とピサ・ティノイサモアがいた頃がベアーズLB陣最高の時代でした。