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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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プロデイの結果〜クレムソン〜

 クレムソン大学のプロデイが現地14日、サウスカロライナ州にある同大学で行われました。ということで増刊号の今回は同大学の目玉選手をピックアップし、結果を見ていきましょう。まずはハイライト動画から。

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クリスチャン・ウィルキンス 

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また黒ひげ危機一髪

 190センチ、140キロの全米最高峰DTです。40ヤードは5.04とまあまあですが、ベンチプレスは28回、垂直跳びは29.5インチとなかなか良い記録。それよりも下の動画を見てください。 

 スタートから1ヒットまでの動きですが、これが素晴らしい。当たる時に腕を張っており、しっかり背中のバックアーチができています。アメフトではこの形が最も理想的な形で、OLに押されることもなく、すぐにブロックを外すことができる体勢なのです。基礎的なテクニックなのでできて当たり前とも言えますが、ここまでキレイにできるのは日々の練習の賜物です。大学時代に3度のオールACC一軍、2度のオールアメリカ一軍、そして2度の全米王者に輝いたまさにことし最高峰の選手です。

 

デクスター・ローレンス

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ごちそうさまでした

 ウィルキンスの隣に並ぶこれまた全米を代表するDTです。この2人がいるだけでも恐ろしいですが、両エンドもドラフト候補という驚異的な布陣がことしのクレムソンでした。193センチ、155キロとウィルキンスに比べてもうひと回り大きい体格です。どちらかといえばNT向きか。しかし、40ヤードは5.05とウィルキンスとトントンです。ベンチプレスは36回!体重より軽いからいけるか。DTながらミスタックルの少なさも魅力的です。1年時には最優秀ディフェンス新人賞を、そのほかオールACC一軍と2度の全米王者とこちらも素晴らしい成績。

 しかし、彼は運動能力向上薬の使用でことしのプレーオフには出ていません。はたして、この成績はドーピングによるものなのか否か、そこが唯一の懸念です。

 

ハンター・レンフロー

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 長年クレムソンのWRとしてチームを引っ張ってきました。体格は178センチ、83キロと小柄で40ヤードも4.59、ベンチプレスも7回とあまり良いとこがないように見えますが、個人的にペイトリオッツのジュリアン・エデルマンやウェス・ウェルカーのような使い方が合っていると思います。1年時からコンスタントに500ヤード前後を稼ぎ続けているのがその証拠です。決してエースレシーバーにはなれませんが、ちょこまか動かせばディフェンスを翻弄することができるでしょう。獲得ヤードが少ないと思うかもしれませんが、試合数がNFLに比べて少ないので、必然成績も小ぶりに見えます。ショートヤードが欲しい場面で生きる選手だと考えます。

 

トレイボン・マレン

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やっぱり男は肩出さなあかんよな

 ことしのCBトップ5には入ってくると思います。184センチの大型CBです。体重は88キロともう少し欲しいところですが、40ヤード4.46のスピードは武器になります。手の長さもパスディフェンスでは長所となります。普通は届かないところに投げてもギリギリカットできます。マンカバーとゾーンカバーどちらもこなせるのも良いところ。パス全盛の時代では素晴らしいCBと言えます。

 

このほか、プロデイにはなんと23人の選手が出席しました。残念ながらエッジラッシャーのクリーラン・フェレルはつま先のケガによりパフォーマンスは辞退しましたが、全米王者らしく選手層の厚さがよく分かるプロデイとなりました。ちなみにウィルキンスらは映画「パワーレンジャー」のハチマキを着用したことも話題になりました。

 現地14日にはテネシー大学、15日にはミシガン大学オレゴン州立大学でプロデイがありますが、それはまた後日。

 

 ついでに私のツイッターも良ければご覧ください。プロフィール欄にリンクがあります。ときどきYouTubeで見つけたNFLNCAAのハイライト動画を紹介しています。