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NFLとNCAA footballについてあれこれ

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コンバインで名を上げた男たち〜ディフェンス編〜

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何からツッコんだらええんや


スカウティングコンバイン終わる

 ついにコンバインも終わり。後半2日間はディフェンス選手の活躍が見られました。ディフェンス出身の私にとってはここが本番です。それでは評価を上げた選手を紹介しましょう。

 

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ニック・ボーサ

 「ボーサ?どっかで聞いた名前やな」、そう彼はチャージャースのジョーイ・ボーサの弟です。同じオハイオ州立大学、同じ97番の背番号、同じエッジラッシャーの彼は顔も兄貴そっくり。40ヤードも似たようなタイムとクローンのような兄弟です。兄貴より少し脚が太いか?元々評価は高かったですが、その評価を盤石なものにしました。ポジションドリルもしっかり低い体勢を維持し、好印象。試合映像をチェックすると、スタート良し、パワー良し、テクニック良しと三拍子揃ってパーフェクトな男。ドラフトトップ5指名は堅いか?

 

 

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スタイルグンバツ

モンテズ・スウェット

 ミシシッピ州立大学のエッジラッシャー。2003年以降DLとしては最速の40ヤード4.41を記録し、注目を集めました。試合でも彼のスピードは光るものがあり、逆サイドのランでも潰しに行けます。しかし、ポジションドリルを見るとスリップしたり、お尻が高かったり、身体の使い方には改善の余地あり。手足が長いことも影響しているでしょうが、ここを直せばかなり良い選手になるのでは?スリップした時以外は細かいステップでスムーズな動きに見えました。ただし、ポジションドリルでは手の使い方が分かりにくいのがもどかしいところ。アメフトは手の使い方がかなり重要でブロックするのも、ブロックを外すのも手の使い方次第です。ヒットすることが無い以上仕方ないか。

 

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素顔は可愛らしい

クイネン・ウィリアムス

 やはり、アラバマの男はすごい!約140キロの体重で40ヤード4.84!?ドーピングを疑う記録ですが、アラバマなら仕方ない。ポジションドリルでは彼も少しスリップする場面があったので心配です。しかし、アラバマはほとんどのポジションでコンバインに招待されています。2000年代初頭のマイアミ大学のようなチームで、ほとんどプロ下部組織となっています。試合映像を見ると彼の破壊力がよくわかります。ダウンフィールドに割り込むことをペネトレートと言いますが、彼はその圧倒的フィジカルでペネトレートしまくりです。アラバマはほかのDLも強いので、ほとんどのOLはボコボコにされるだけでした。ことしは最優秀インテリアラインマンに贈られるアウトランド賞とオールSEC一軍に選ばれています。

 

 

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主張しすぎる前腕屈筋群

デビン・ホワイト

 ルイジアナ州立大学(LSU)出身のことしNo.1 LB。

流行りのsideline to sidelineのLBでフィールドの端から端まで守備範囲です。その証拠に40ヤード4.42とポジショントップタイム。タックルするまでの最短のコースをデイライトと言うのですが、彼の試合映像を見るとプレーが始まった瞬間にデイライトが見えているような動きです。おまけにヒットも強い!身長は185センチ、体重も110キロほどあるので体格も文句なし。LSUは元々DBに優秀な選手が多いのですが、近年はLBも優秀です。ちなみに注目選手にあげていたミシガン大学のデビン・ブッシュもコンバインではなかなかの成績だったので、LBの1位2位は彼らで決まり。

 

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ボールの持ち方はロケットランチャーと同じ

グリーディ・ウィリアムス

スピーディ・グリーディ。LSUのCBは俊足で40ヤード4.37を記録しました。その後のポジションドリルは脚を攣ったとかなんとかで参加しませんでしたが、40ヤードの好タイムはスカウト陣を唸らせました。試合でもこのスピードを生かし、余裕あるプレーを見せていました。また、マンカバーでは相手WRにピッタリ張り付きますし、身長も高いので高さで負けることもありません。しかし、190センチの身長の割に84キロしかないのは不安です。大学では通用してもNFLは100キロ超えのスキルポジションもザラにいるので、ケガしないか心配がつきまといます。とはいえ、シーズンが始まったら同一人物かと疑うほどデカくなる選手もいるので、今後に期待。受賞歴は、2度のオールSEC一軍に選ばれています。ちなみにグリーディというのはあだ名で本名はアンドレアスです。小さい頃面倒をよく見てもらった叔母さんにグリーディ・ディーディーと呼ばれており、そこからディーディーを取ったそうです。

 

個人的に推しの選手

 

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クリーラン・フェレル

 クレムソン大学のエッジです。ことしのクレムソンはクリスチャン・ウィルキンスとデクスター・ローレンスという巨漢DTを擁している中、エッジにも怪物がいます。それがフェレルです。大学時代は195センチ、120キロという巨体の割に驚くほど早いスタートとハンドテクニックを武器にサックを稼ぎまくりました。大学通算26サックは大学史上5位、さらに今年度ACC最優秀守備選手、2回もオールACC一軍に選ばれています。片側をスピード派のエッジ、もう1人を彼にすれば、破壊力満点のパスラッシュが可能です。

 

豊富なパスラッシャー

 ことしはエッジラッシャーやDTなどパスラッシュ要員が豊富だと思います。まだまだ紹介しきれていませんが、優秀な選手は盛りだくさん。しかし、ディフェンスのポジションドリルは地味で何の役に立つのか分かりにくい種目が多いですが、身体の切り返しやフットワークなど基礎的なものが多いので、非常に重要です。